◆◇◆ 熱転写プリント ◆◇◆
転写プリントとは、転写用の特殊紙にプリンタで画像をプリントして、その画像をプレス機を用いて圧着する印刷方法です。写真やグラデーションなどのデザインをフルカラーで印刷でき、しかも小ロットで印刷できるため、小グループのクラブ・チーム、クラスTシャツ、バンドTシャツ、イベント用、ノベルティ用など幅広くご利用いただけます。インクは溶剤系のインクを使用しているため、優れた耐擦過性があります。
市販の転写シートをご家庭のプリンタとアイロンを使ってオリジナルTシャツを自作されたかたもいらっしゃるかと思いますが、やはり、それなりの仕上がりとなってしまいます。個人で楽しむのでしたらそれで十分かもしれませんが、オリジナル商品を売り物にしているお店なら市販のシートでは問題ですね。
トレンタ・トレで使用している機材、素材はもちろん業務用です。画像をきれいに転写するための高級転写シートと高い熱と圧力で確実にアイテムに転写するための熱プレス機を使用していますので画像がクッキリ、キレイです。
【長所】
1.熱転写プリントでは版は作りませんので、シルクスクリーンプリントのような版代は一切かかりません。
2.写真や原稿があれば、1枚から安価ですぐにプリントできます。
3.手書きのイラスト等の雰囲気をそのまま転写プリントできます。
4.プリントのためにデータを用意する必要がありません。直接イラストや写真を使用できます。
【短所】
1.色表現が、プリンターで表現できる範囲内で、若干原稿の色と異なる場合があります。
2.基本的には30cm×28cm以上の転写プリントはできませんが、デザインがつながっていなければ可能な場合もあります。
3.他のプリント方法と比べると、若干ですが洗濯耐久性が低いです。
4.綿素材以外には、素材により加工できますが、洗濯性が弱く不向きです。
5.小さな文字や複雑なデザインには向いていません。
6.100枚以上のプリントの場合、出力機の特性上1枚目と100枚目では、出力した色が若干変わる可能性があります。(大きな変化ではありません)
【価格】(※サイズ・枚数により変動いたします。枚数がお決まりのお客様は是非お見積りを!!)
プリント |
価格 |
30cm×28cm以内 |
¥525~¥1,050 |
◆◇◆ シルクスクリーンプリント ◆◇◆
シルクスクリーンプリントは最も一般的なプリント方法です。パソコンで仕上げたデザインを色ごとの版に分けて出力し、それぞれの色版を枠に張った網の幕(シルクスクリーン)に転写し、ウエアにインクを重ねてプリントします。
色の数だけ版が必要ですが、Tシャツなどのプリントには最適な方法です。
デザインデータを作成してからそのデータをフィルムにして(製版)、さらに、シルクスクリーンに焼いて版(刷版)を色数の分作ります。それを、印刷機械にかけてインクをのせ、Tシャツ・ウエアに印刷していきます。その間、版の位置をあわせたり、乾燥させたりと、すべてヒトの手で行なっており、とても手間のかかる作業です。
色落ちが少なく耐久性にも優れ、多枚数にも最適です。枚数が増える程お得になります。
【長所】
1.インクでプリントするため、ご希望とおりの色でプリントが可能です。
2.枚数が多くなるほど割安になります。
3.製版代が必要なのは最初のオーダーだけ。追加はボディ代+刷代のみでOK!(在版期間は6ヶ月間)
【短所】
1.少ない枚数のプリントや色数の多いプリントは、コストが割高になってしまいます。
2.中綿の入ったジャンパーや、裏生地の厚いジャンパー等へのプリントはできない場合があります。
3.ドライクリーニングはできません。ドライクリーニング必要な場合は、他の加工方法となります。
4.ポリエステル系のジャンパーでは、日が経つとプリント面に生地の色が出てしまう場合があります。(逆昇華)
【価格】
製版サイズ |
製版代(1色) |
小 18cm×18cm以内 |
¥9,450 |
大 30cm×30cm以内 |
¥11,550 |
特大 35cm×45cm以内 |
¥13,650 |
プリントサイズ |
価格 |
特大 35cm×45cm以内 |
サイズ・枚数で大きく変動いたします。 |
【制作の流れ】
例:上記原稿 『●★』 の一文字の大きさが、縦15cm×横15cm の版代にかかる費用。
『●』 『★』 の色がそれぞれ違うため、版が2つ必要となります。それぞれのサイズは縦15cm×横15cmなので、製版サイズ『小 18cm×18cm以内』の2色分で 16,800円かかります。
その他、プリント代が必要となります。
◆◇◆ 昇華転写プリント ◆◇◆
昇華プリントとは昇華インクを使って転写紙などに印刷した紙に高温の熱をかける事で、インクが気化し繊維に色を浸透させる独特に加工方法です。生地に浸透させるため表面には印刷した違和感が全く残らず、風合いがやわらかく、気化した粒子の細かいインクが繊維に染めこむため特に写真やCGなどが特にきれいに印刷できるのが特徴ですが、素材は白生地のポリエステルが入った素材に限定され、綿製品に昇華プリントしてもインクは止まらず繊維を突き抜けていきます。
こういった熱をかけてプリントするものは、プリントした後でも熱をかけることでインクが気化しますので、(※例えば洗濯後に乾燥機にかけると、別のポリエステル素材に色が飛んでしまう事があります)ご注意ください。
【長所】
1.生地に色が浸透するためプリントの違和感が全くありません。
2.写真画像、グラデーションなどではどの加工方法よりも美しくプリントできます。
3.プリントのはがれや色落ちなどは一切ありません。
4.伸縮にも強く通気性もありプリント面がひび割れする事はありません。
【短所】
1.白のポリエステル素材に限定され綿製品にはプリントできません。
2.長時間の紫外線にあたると色あせしやすいです。
【価格】(※サイズ・枚数により変動いたします。枚数がお決まりのお客様は是非お見積りを!!)
プリント |
価格 |
30cm×28cm以内 |
¥1,050~¥1,890 |